泉大津市で外壁屋根塗装をするならタキペイントにお任せください

外壁の塗装が割れてしまった、そんな経験はありませんか。
せっかく綺麗に塗装したはずなのに、年月が経つにつれて外壁にひび割れが目立つようになり、見た目だけでなく、雨漏りなどの深刻な問題にも繋がってしまうかもしれません。

□塗装割れの5つの原因

外壁塗装の割れは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
適切な対策を講じるためには、まず原因を理解することが重要です。
外壁塗装が割れる原因は様々ですが、大きく分けると以下の5つが挙げられます。

1:乾燥クラック

乾燥クラックは、モルタル外壁によく見られるひび割れです。
外壁塗装の際に塗料が乾燥する過程で水分が蒸発し、乾燥と収縮によって壁材にひび割れが発生します。

2:縁切れクラック

縁切れクラックは、塗膜に原因があり、モルタル外壁によく見られます。
外壁塗装が天候などの影響で中断され、時間をおいて作業を再開した際に、塗料の乾燥に差が出てしまうことで発生します。

3:開口クラック

開口クラックは、窓枠周辺に発生するひび割れです。
地震の揺れやゆがみによって、上下左右に力が入りやすい箇所で発生しやすく、完全に取り除くことは難しいとされています。

4:ヘアークラック

ヘアークラックは、髪の毛のように細いひび割れです。
塗膜の劣化や外壁材の伸縮によるひずみによって発生します。

5:構造クラック

構造クラックは、建物の構造上の問題によって発生するひび割れです。
基礎の沈下や地震による揺れなどが原因で、外壁に大きなひび割れが発生します。
構造クラックは、放置すると建物全体の強度が低下する可能性があるため、早急に専門会社に相談する必要があります。

□効果的なクラックの補修方法

ひび割れの原因を特定し、適切な補修方法を選択することが大切です。
ひび割れの幅によって適切な補修方法が異なります。

1:幅0.3mm以下（ヘアークラック）

幅0.3mm以下のヘアークラックは、塗膜のみにひび割れが発生している状態です。
この程度のひび割れであれば、塗装をすることで綺麗にすることができます。
ただし、このとき使用する塗料は、今後のクラック発生のリスクを考慮し、下塗りに微弾性フィラー、上塗りに弾性塗料を使用することをおすすめします。
弾性塗料は、ゴムのように伸縮し衝撃に追従する特性があるため、クラックの発生を防ぐ役割を果たします。

2:幅0.3mm～1mm未満

幅0.3mm〜1mm未満のクラックは、塗膜だけでなく外壁材までひび割れが進行している状態です。
この場合、シーリング材を注入してしっかりヒビを埋めた後、微弾性フィラーで下塗りをして、塗装を行います。

3:幅1mm以上

幅1mm以上のクラックは、下地や外壁内部までひび割れが進行し、雨漏りが発生している可能性があります。
この場合は、可能な限り早めに補修を行う必要があります。
「カット工法」と呼ばれる方法で補修を行います。

□まとめ

外壁のひび割れは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
原因を特定し、適切な補修方法を選択することが大切です。
幅0.3mm以下のヘアークラックであれば、塗装で補修できますが、それ以上のひび割れは、シーリング材やカット工法を用いた専門的な補修が必要です。
早めの点検と適切な対策で、大切な住まいを守りましょう。

記事の作成は３つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役　瀧啓太