破風・軒天は大丈夫?雨漏りや劣化を防ぐためのチェックポイント

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マイホームを大切に思っており、長く安心して住み続けたいと考えているみなさん。
築年数が経ち、そろそろ家のメンテナンスを検討し始めているのではないでしょうか。
家の構造や雨漏りの原因について詳しく知りたい、でも専門的な知識がないから分かりやすく説明してほしい、そんな悩みをお持ちの方もいるかもしれません。

今回は、家の重要な部位である「破風」と「軒天」に焦点を当て、雨漏りや劣化による被害、具体的なチェックポイントを分かりやすく解説します。
これを読めば、みなさんも安心して住み続けられるための知識と対策方法を手に入れられます。

破風・軒天ってどこ?その役割と劣化による影響


「破風」と「軒天」。
聞き慣れない言葉かもしれませんね。
実は、これらの部位は、屋根と家の接合部にある、とても重要な役割を担っています。
しかし、その役割や劣化による影響について知らない人も多いのではないでしょうか。

1: 破風・軒天の役割

・破風は、屋根の側面部分に取り付けられた板のことです。
横や下からの雨や風を防ぐ役割を担い、家の構造を守る重要な役割を担っています。

・軒天は、軒裏天井と呼ばれる、外壁から突き出した屋根の裏側の部分です。
屋根と家をつなぐ接合部であり、雨や日差しから外壁を守ったり、屋根から滴る雨を家の中に侵入させないようにしたり、屋根裏の湿気の換気口となるなど、様々な役割を担っています。

2: 劣化による影響

破風・軒天は、常に外気に晒されているため、様々な要因で劣化し、機能性が失われてしまいます。
主な劣化原因と影響は以下の通りです。

1: 風災

台風などの強風によって、破風や軒天が吹き飛ばされたり、剥がれたりするケースがあります。

2: 劣化

破風・軒天は、木製のものが多く、経年劣化による変形や剥がれ、紫外線による塗装の剥がれなどが起こります。
また、金属製の場合はサビの浸食も劣化原因の一つです。

3: 雨漏り

屋根や内部からの雨漏りにより、破風や軒天に水が浸食し、破損してしまうケースもあります。
屋根や内部を調べるまで原因が分かりにくい場合もあり、放置すると深刻な被害につながる可能性も。

3: こうなっていると危険。雨漏りの恐れも

破風・軒天が劣化すると、雨漏りや構造上の問題につながる可能性があります。
早期発見・対処することで、大きな修理費用や住み心地の悪化を防ぐことができます。
以下に、破風・軒天の劣化を見抜くためのチェックポイントを紹介します。

破風・軒天の劣化を見逃さない!チェックポイント


破風・軒天の劣化は、見た目だけでは分かりにくい場合があります。
しかし、注意深く観察すれば、早期に劣化に気づくことができます。
以下に、具体的なチェックポイントを紹介します。

1: 塗装の剥がれやひび割れ

・塗装が剥げて、中の野地板が見えてしまっている
・破風や軒天にひび割れや亀裂が入っている
・塗装が色褪せている、または剥がれている

2: 板の変形や剥がれ

・破風や軒天の板が変形している
・板が剥がれている、または浮いている
・板に腐食やカビが生えている

3: 木材の腐食

・破風や軒天の木材が腐っている
・木材に虫食いがある
・木材が湿っている

4: その他

・破風や軒天が破損している
・破風や軒天が外れている
・破風や軒天に異音がする

これらのチェックポイントを参考に、定期的に破風・軒天の状態をチェックしましょう。
もし、劣化が見られる場合は、早急に専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ


破風・軒天は、屋根と家の接合部にある重要な部位です。
これらの部位が劣化すると、雨漏りや構造上の問題につながる可能性があります。
定期的なチェックと適切なメンテナンスを行うことで、安心して住み続けられるマイホームを守りましょう。
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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