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築１６年
外壁は大壁工法です。
大壁工法とは
窯業系サイディングの目地に
パテ処理を行い、継ぎ目のない
モルタル壁の様に仕上げる工法です。
本来、目地は建物の挙動を吸収するために
必要な箇所ですから、フラットにしても
そこに動きが発生してしまいます。

当然、パテ処理を行っている
ボードの継ぎ目は経年で割れが発生してしまいます。
通常は目地の打替えを行い
塗替えをするのですが
このタイプはパテとクロスが入っているので
打替えする事が出来ず
表面の意匠性も損なわれてしまいます。

通常はシーリングなどで
ひび割れを埋めるのですが
表面しか処理できず
すぐに再発してしまします。
そこで今回はミラクルプライマーを使用しました！！
浸透力が高く、柔軟性があり、
防水性も高い材料になるので
大壁工法の補修には適した
材料と思います。
結構、大きくひび割れています。
ミラクルプライマーを浸透させるように
刷毛で刷り込んでいきます。
ミラクルプライマーにセメントを混ぜて
更に刷り込んでいきます。
ヘアークラックはこの時点で
収まります。
大きくクラックにはヘラで押し込んで
成型します。
廻りのパターンに合わせて
刷毛引きを行い、馴染ませます。
完了です！！
仕上がってしまえば
分からなくなる下地処理、
違いが出るのは数年後かもしれませんが
ﾀｷﾍﾟｲﾝﾄは下地処理の重要性を
理解しています。
現場至上主義のタキペイント
今回もエエ仕事しまっせぇ～！！