下塗りと上塗りの重要な違いとは?外壁塗装で失敗しないための基本知識

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塗装は単なる色付け以上の意味を持ちます。
家の顔ともいえる外壁は、適切な塗装によってその美観と耐久性を長く保てるのです。
この記事では、塗装工程における下塗りと上塗りそれぞれの役割や目的などについて解説します。

□下塗りの役割と特性


下塗りは塗装工程の中で基盤を形成し、その後の上塗りに大きく影響を与える重要な工程です。

・下塗りの目的

下塗りの主な目的は、保護層を作り、上塗り塗料の固着を助けることです。
下塗りは外壁の保護を強化し、厚みのある塗膜を作ります。
これにより、外壁を物理的なダメージから守ると同時に、上塗り塗料の適切な固着を可能にします。

・下塗り用塗料の役割

白色の下塗り用塗料は特にドロッとした質感を持ち、肉厚に塗ることで壁を均一に保護します。
また、外壁材の種類によっては、上塗り塗料がうまくくっつかないという場合もありますが、下塗り用塗料はその橋渡し役となります。

・劣化した壁材への対応

外壁が劣化している場合、または吸水性が強い素材の場合、下塗り用塗料で壁を固めます。
これにより、上塗り用塗料の無駄な吸収を防ぎ、壁のさらなる劣化を防げます。

□下塗りとの違いは?上塗りの重要性


上塗りは外壁、建物本体の保護と見た目の向上を目的とする工程です。
上塗り用塗料では、樹脂塗料の種類によって価格や耐用年数が異なります。
また、塗膜の厚さが塗装の質に直接影響するため、適切な乾燥時間を経て複数回塗り重ねることが必要です。

・上塗りの目的

上塗りは建物を保護し、色艶を与えることで美観を向上させます。
低汚染性や防カビ性など、機能性を付加することも重要な役割です。

・樹脂塗料の選択

樹脂塗料はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの種類があり、それぞれ価格や耐用年数が異なります。
塗装の目的に合わせて適切な塗料を選ぶことが大切です。

・塗膜の厚さの重要性

塗装は塗膜の厚さが重要です。
適切な乾燥時間を経て塗料を複数回塗り重ねることで、塗膜の均一性と耐久性を確保します。
塗膜が薄いと色ムラが出ることもあるため、注意が必要です。

□まとめ


この記事では、塗装工程における下塗りと上塗りの役割と特性について解説しました。
下塗りは塗装の基盤を形成し、保護層の作成と上塗り用塗料の固着を助ける役割を果たします。
一方、上塗りは建物の保護と美観の向上を目的とし、樹脂塗料の選択や塗膜の厚さに注意を払うことが重要です。
今回の記事を参考に、適切な塗装工程の把握と塗料選びに役立ててください。
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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