シーリング劣化を見逃すな!建物を守る適切な対処法

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自宅や建物のメンテナンスに関心がある責任感の強い人たちにとって、シーリングの劣化が建物に与える影響と対処方法は、避けて通れない大切な知識です。
今回の記事では、シーリングの重要性を理解し、劣化のサインを見逃さず、適切な対応を行うためのポイントを紹介します。
 

□シーリングの重要な役割と劣化が及ぼす影響

 
シーリング材は建物の隙間を埋め、水漏れや空気の漏れを防ぎ、建物を保護するために欠かせない存在です。
その役割は多岐にわたりますが、主に次の4つの大切な機能があります。
 
1:クッションとしての役割
シーリングは、建材同士の衝突や摩擦を防ぎ、微細な動きに対して柔軟に対応します。
これにより、建材の破損や劣化を防ぐクッションの役割を果たします。
 
2:雨水の浸入を防ぐ
屋外の壁面や窓枠周辺に使用されることが多く、雨水の浸入を効果的に防ぎます。
特に、日本のような多雨地域では、シーリングの防水性能が建物を長持ちさせる鍵となります。
 
3:建材の固定
シーリング材は、建材を固定する接着剤としても機能し、建物の安定性を高めます。
 
4:補修
劣化したり、破損した建材の補修にも使用され、建物を長期間保護します。
 
しかし、このシーリング材は時間と共に劣化していき、肉やせ、剥離、ひび割れ、破断、欠落などの問題を引き起こします。
これらの劣化は、見た目の問題だけでなく、建物の耐久性や防水性にも大きな影響を及ぼすため、定期的な点検と早めの補修が必要です。
 

□シーリング劣化への対処法

 
シーリングの劣化には、主に打ち増しと打ち替えの2種類の対処法があります。
どちらの方法を選択するかは、劣化の程度や建物の状況によって異なります。
 
1:打ち増し(増し打ち)
既存のシーリング材を取り除かずに、新しいシーリング材を上から追加する方法です。
比較的劣化が軽度の場合や、費用を抑えたい場合に適しています。
 
2:打ち替え
劣化したシーリング材を完全に取り除き、新しい材料で打ち替える方法です。
劣化が進んでいる場合や、長期的な対策を求める場合に最適です。
 
自分でシーリングの補修を行う場合は、適切な材料選びと正確な施工が重要ですが、専門的な知識と技術が必要となります。
不安な場合は、専門の業者に相談することをおすすめします。
 

□まとめ

 
シーリングの重要な役割と、劣化によって引き起こされる問題を理解し、適切な対処法を選ぶことが建物の健康を守る上で重要です。
定期的な点検とメンテナンスにより、建物を長持ちさせることができます。
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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