退色しやすい色は?退色の原因もご紹介!

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外壁の色を決める際、塗料の品質や費用など考えるべき点が多くありますが、「退色しやすいかどうか」考えたことはあるでしょうか。
実は、塗装の色の持続性は、家や建物の美観を保つ上で非常に重要な要素です。
ただ、退色しやすい色や、しにくい色などは素人では分からないこともありますよね。

そこで本記事では、退色しやすい色とその原因について解説します。
せっかくの外壁塗装であれば、退色しにくい色を選び、長期間美観を保てる工夫を施してみてくださいね。

□塗装で退色しやすい色は?


以下の色は、退色しやすいと言われている色です。

・赤

赤は情熱や活力を象徴する色ですが、その美しさを長く保つためには、こまめなメンテナンスが不可欠です。
特に、赤は紫外線に対する耐性が低く、その影響で退色が進んでしまう可能性が大いにあります。

・黄色

黄色は明るく元気な印象を与えますが、特にレモンイエローなどの鮮やかな黄色は、退色が非常に目立ちます。
しかし、黄土色は黄色の中でも比較的退色しにくい色です。
黄色を選ぶ際は退色の違いを理解して、退色しにくい美濃を選ぶことも選択肢の1つに入れておくと良いでしょう。

・紫

紫は高貴で神秘的な色とされていますが、特に赤みが強い紫は退色しやすい傾向にあります。
しかし、白との組み合わせは非常に美しいとされており、紫をアクセントカラーとして使えば、そこまで退色の心配をする必要はないと言えます。

・緑

緑は自然と調和し、リラックス効果もある美しい色ですが、その鮮やかさを維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
特に濃い緑は、退色が目立ちやすく、その結果として古びた印象を与えてしまう可能性があります。

□退色の原因は?


退色してしまう原因は、紫外線の影響だけではありません。
ここでは紫外線の影響以外に考えられる退色の原因を3つご紹介します。

* コケや藻、カビの発生


湿度が高い場所や、日当たりが悪い場所では、コケや藻、カビが発生しやすいです。
これらが発生すると、外壁の色が変わり、退色が進む可能性があります。
特に、コケやカビは一度発生するとどんどん広がっていってしまい、その影響は長期にわたる可能性があります。

* 顔料の劣化


顔料とは塗料を様々な色味に着色する原料です。
一般に使用されているのは石油から構成される有機顔料で
紫外線の影響で耐候性の低い色から破壊され変色します。
また、顔料の主成分の酸化チタンラジカルと呼ばれる
劣化要因を発生させます。
現在ではラジカルの発生を抑制する顔料を使用した
ラジカル制御型塗料や無機顔料を使用した
色あせにくい塗料も出てきていますので
こういった塗料を使用する事で
色あせにくい外壁に塗り替えることもできます!!

* 施工不良


施工不良も退色の一因となる場合もあります。
特に、前回の塗装が不適切だった場合、塗料を必要以上に希釈した場合や
1回塗りでしあげたり、手抜き工事です。
施工直後は綺麗ですが数年で色あせてしまいます。
施工金額が安すぎる業者は注意が必要です!!

□まとめ


塗装の退色は多くの要因によって引き起こされる現象であり、それぞれの色や状況に応じて適切な対策が必要です。
退色しやすい色を選ぶ際には、その美観だけでなく、メンテナンスの負担やコストも考慮する必要があります。
手間に思うかもしれませんが、美しい外観を保つために退色しやすい色に関しては頭に入れておくと良いでしょう。
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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