笠木からの雨漏りについて

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笠木とはベランダの腰壁の上部や
パラペットの天端に設置されている
仕上げ材の箇所です。
一番わかりやすいのはベランダの腰壁についている
笠木ですね。
こちらのお宅では笠木はどこでしょう?
正解は赤線で囲った箇所になります。
屋根以外の天端についている笠木ですが
天端部分は屋根と同じく
紫外線の影響での劣化や
雨水の浸入を防ぐ為に設置しているのですが
屋根と違い下地の処理が疎かになっていることが多く
雨漏りの原因になる事が多いのです。

どういう事かというと
建物は基本的に1次防水・2次防水で
二重に雨水の浸入をガードしています。
1次防水は建物の外から見える外壁材や屋根材のことを言い、
2次防水は1次防水の裏に隠れている
透湿防水シートやルーフィングのことを言います。


外壁には透湿防水シートが張られていますが
天端には笠木が設置されるので
防水シートが張られていない場合があります。
真上からの降雨ではもちろん漏水する事は
ありませんが
強い風を伴う大雨の際はどうでしょうか?
傘をさしていても横殴りの雨の際は
雨に濡れますよね?

ベランダ笠木からの雨漏り(例1)壁:モルタル | 雨漏り修理(防水)・塗装工房
同じように笠木の裏側に侵入した雨は
本来は防水シートで建物には浸入しませんが
防水シートが張られていない場合は雨漏りが
発生してしまいます。
こちらのお宅も
防水シートが張られておらず
漏水が見られました、
笠木を取り外し防水シートを張り
新しく笠木を設置しました。
これで安心です!!

今回は雨漏り事例を例に
笠木について
ご紹介しました!!
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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