本当は怖い外壁塗装【ラムダ板編】

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今回は過去に弊社で施工させていただいた
A様のお話をご紹介させていただきます。
実際にあった怖い話です。
少し長いです、画像はかなり大袈裟です(笑)


外壁も色あせてきて「うちもそろそろ塗替えかな?」と
考え出して比較の為に見積を数社取る事にしたAさん。
そこで金額の差に驚くことになったそうです。


A社 100万円 (訪問販売)
B社 80万円   (マッチングサイト)
C社 120万円  (塗装専門店)
D社 140万円   (タキペイント)
E社 180万円  (地元工務店)

という感じです。

A社は訪問販売で当初は200万円だけど
この地域で実績を作りたいと
半額の100万円を提示してきました。
これは論外なので除外。

金額だけ見るとB社がお得だと
思いますが安すぎるのも
怪しいし、しっかり塗装してくれるか、
手抜きされないかと心配になり
B社も除外。

E社は中間マージンが発生する為、
高額となり除外。

残るはC社とタキペイントです。

A様はしっかりと時間をかけて調査してくれた
タキペイントで工事したいと思ったみたいですが
金額がC社の方が安いので
タキペイントに思い切ってC社と同じ
120万円にならないかと相談をしました。

タキペイントは「C社と同じやり方でしたら
110万円で出来ますがやりたくないです」と
答えました。

A様「どういう事ですか?」

A様のお宅はラムダ板という
住宅では珍しい外壁材が使用されており
素地の状態で20年程度経過しているので
苔の発生が激しい状態です。

高圧洗浄と研磨だけでは表面の
苔やカビは除去できても
根は取れません。
苔の繁殖を抑える薬剤の塗布が
必要となります。
さらにラムダ板(押し出し成型版)は
吸水が激しくし下塗りを通常の
水性カチオン系下塗り材を1回塗では
吸い込みが止まらず剥がれてしまいます。
溶剤2液型のエポキシ系を最低でも
3回塗る事が必要になります。

つまりタキペイントの見積もりは
合計6回塗工程となっています。

C社は通常の外壁と同じ仕様の
3回塗ですとお伝えしたところ
タキペイントで工事する事に
なりました。

実際には下塗り4回塗ったんですけどね(笑)
あめ色になったら吸い込みが止まってる状態です!




通常のモルタル壁やサイディングでは
下塗りは1回から2回ですが
ラムダ板やアスロックという
住宅では特殊な外壁材が
使用されている場合は
下塗りの塗回数と材料の選定が
非常に重要になってきます。
間違った塗装をして
1年も経たずに剥がれてきた
という話は我々の業界では
良くある話です。


近年では難付着サイディングと言われる
外壁材もあるのですが長くなるので
また別の機会にお話ししますねー。
今回は【本当は怖い外壁塗装】シリーズ
第二弾でした!

第一弾は【絶対に塗ってはイケない塗料】
YOUTUBEにてご視聴いただけます。
下記をクリック↓↓
https://youtu.be/oC3MPFh3rbI


一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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