逆プライマーとはなんの材料?その特徴や用途とは?

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家に長年住んでいると汚れは蓄積していくものです。
これは家のコーキング剤にもあてはまり、劣化が進むとコーキング剤の間が黒ずんでしまいます。
この現象をプライマー現象と言います。
そんなプライマー現象を防いでくれるのが逆プランナーです。
今回はその逆プランナーについての詳細や用途についてご紹介します。

□逆プライマーとは


逆プランナーとはラフトン逆プランナーのことで、シーリングの汚染を抑制するための特殊変性湿分硬化形ウレタン樹脂系バリアプライマーです。
シーリング材の可塑剤を遮ることでシーリングの汚染を抑えます。
ただ、効果の持続性には期待できますが永久的に続くものではありませんので、注意が必要です。

色は透明で、ウールローラーを用いて塗装します。
使用の間隔時間は23度の場合塗装中であれば10分以上、塗装に間があるのであれば16時間以上置けるのが適切です。

□逆プライマーを使う用途や効用とは


次に逆プライマーが使われる実際の用途やその効用についてご紹介します。
主な逆プライマーの用途はブリード現象を防ぐためです。

ブリード現象とは、コーキング剤の一部分が黒っぽく変色する現象のことを指します。
また、コーキング剤とは外壁や屋根のつなぎ目にある隙間を埋めて詰めるために用いられる詰めもののことです。
コーキング剤には先打ち、後打ちの二種類があります。
先打ちした場合、コーキング剤と塗料の間で化学反応が起きて、劣化すると黒く見えてしまいます。

さらに、ブリード現象が起きると、家が汚れて見えてしまいますので、素敵な景観は損なわれるだけでなく、塗料自体の耐久性も低下します。

なぜブリード現象が起きるのでしょうか。
その原因はコーキング剤の可塑剤が塗料と化学反応を起こしてしまうからです。
この時に出番になるのが逆プライマーです。
可塑剤移行防止である逆プランナーは、可塑剤と塗料の化学反応を抑えて、ブリード現象を予防します。

コーキング剤の耐用年数は5年から10年です。
そのメンテナンスのタイミングで、逆プライマーでコーキングを補修するようにします。
逆プランナーを活用して、コーキング剤を良い状態に保つことで、きれいな家に住み続けられるでしょう。

□まとめ


今回は逆プランナーの詳細やその活用方法について紹介しました。
逆プランナーは可塑剤と塗料の化学反応を抑え、ブリード現象を防ぐ役割があります。
コーキングが黒ずんでしまうブリード現象を発生させないためには、是非逆プランナーを活用してみてください。
一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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