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シーラーは外壁塗装する上で塗装の耐久性を維持するために欠かせない下地塗料です。
そんなシーラーのなかでも強力な威力を誇るのがファイン・パーフェクト・ベスト強化シーラーです。
今回はシーラーの種類や特別なシーラーについてご紹介します。

□シーラーの用途や種類をご紹介

シーラーとは塗装の下塗り処理の際に用いる塗料のことです。
外壁塗装するときは、仕上げ塗料を塗る前の下地処理が必要です。
下地の素材、状態、仕上げ塗料に応じたタイプのシーラーを選びます。
そんなシーラーにはどのような用途や種類があるのか解説します。

＊シーラーの用途

・塗料と壁面の密着度を高める

シーラーは、仕上げ塗料と壁面の間に塗ることで密着度を高めます。
そうすることで、仕上げ塗料の接着が強くなり、劣化を遅らせます。

・壁面の下地を強化する

また、壁面が補強され、耐久性の向上にも役立ちます。
シーラーが下地の中に浸透して、劣化した下地が補強されるのです。

＊シーラーの種類

・水性シーラー

水性タイプのシーラーは、水分が蒸発して塗膜が出来ます。
下地の老朽化が進んでいる場合は、水性のシーラーの効果が減少するのでなるべく使用は避けたいです。
水性塗料は臭いがあまり気にならないのも特徴です。

ただ、水性シーラーを利用するときは多くの場合、仕上げ塗料も同じ水性にするのが好まれます。

・油性シーラー

油性シーラーはその溶剤が揮発して塗膜が出来ます。
劣化の激しい下地にも使え、乾燥にも時間がかかりません。
水性タイプより臭いは気になりますが、補強面では優れているのが特徴です。

□ファイン・パーフェクト・ベスト強化シーラーとは？

ファイン・パーフェクト・ベスト強化シーラーは高性能の下塗り塗料です。
下地への浸透性が良く、吸い込みの激しい素材や脆い壁面に効果を発揮し通よく密着します。
油性タイプでありますが、弱溶剤シーラーなので臭いが気になりづらく扱いやすいです。

使用方法は油性刷毛やエアレスを用いて塗装します。
仕上げ塗料を塗る前の乾燥時間は、気温が23度の場合4時間~5日が目安です。

使用する際の注意点は以下の通りです。

・夏場は3日以内に仕上げ塗料で塗装する
・気温が高すぎる場合あるいは5度以下の場合は使用不可
・いぶし瓦への塗装不可

□まとめ

今回はシーラーの特徴や用途とファイン・パーフェクト・ベスト強化シーラーについて紹介しました。
シーラーを塗料と壁面の間に塗ると、密着度が高まり、塗料の吸い込みが抑えられます。
またシーラーには水性タイプと油性タイプがあり、壁面に合わせて選んでください。
なかでも、ファイン・パーフェクト・ベスト強化シーラーは臭いの少ないが劣化した壁面にも使える強力なシーラーです。

当社は詳細な診断をしてから外壁塗装を行いますので、外壁塗装でお悩みの方は当社までお気軽にご相談ください。

記事の作成は３つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役　瀧啓太