外壁塗装で下塗りが重要な理由とは?下塗りする意味について解説します

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外壁塗装をする際、下塗りをする必要があるのはご存知でしょうか。
下塗りをしなくても塗装は完成するのではとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、下塗りをするメリットは多く、下塗りをしないことによるデメリットは多いです。
そこで今回は、下塗りをする意味と、下塗り塗料の種類を解説します。

□下塗りをする意味について


外壁塗装を行う際には、下塗りが必要とされますが、下塗りの主な目的は、塗料をより密着させることで、塗膜の耐久性や美観を高めることです。

具体的には、下塗りは以下のような効果があります。

*塗料の密着性を高める


下地の素材や状態によって、塗料の密着が悪くなる場合があります。
下塗りを行うことで、下地の凹凸を埋め、塗料の密着性を高めることができます。

*下地の色ムラを解消する


外壁の下地には、色や質感にムラが生じる場合があります。
下塗りを行うことで、下地のムラを均一にすることができます。

*塗料の吸い込みを防止する


下地が乾燥していない場合、塗料が塗装部分の材質内部に吸い込まれてしまうことがあります。
下塗りを行うことで、下地の乾燥を促し、塗料の吸い込みを防止することができます。

これらの効果により、下塗りを行うことで、塗料の密着性や耐久性を高め、美観を長期間保つことができます。
また、下塗りの工程を怠ってしまうと、塗料の劣化や剥がれが生じやすくなります。
そのため、下塗りは、外壁塗装において欠かせない工程となります。

そして必ずしも下塗りは1回とは限りません。
下地の状況により2回・3回と必要な場合も多々あります。
特に屋根塗装の場合は基本的には2回以上下塗りを塗装するのが
好ましい。
上記は築12年程度のカラーベスト屋根です。
カラーベストの場合は表面が劣化すると吸い込みが
激しくなる特性があるので
下塗りを一回塗装しただけでは
下地に吸い込まれてムラムラになります。
これでは密着性に不安が残り
仕上がりも期待できません。

下塗り2回目を行った状態です。
吸い込みが完全に止まった状態で
均一になっています。
ここから中塗り・上塗りを塗装していきますので
密着性も高まり綺麗に仕上がります。


□下塗り塗料の種類について


1つ目は、シーラーです。
シーラーは外壁材に中塗り、上塗り塗料を密着させる接着剤としての役割を果たします。

2つ目は、プライマーです。
プライマーもシーラーと同じ役割を果たしますが、使用されるのはステンレスやアルミなどが多いです。

3つ目は、フィラーです。
フィーラーは基本的に吸い込みが激しい場合や凹凸ができている場合に外壁の表面を平滑化するために使用されることが多いです。
微弾性フィーラーなどはひび割れを埋めたり防止する
役割もあります。

他にも様々な下塗り材の中から事前の現地調査の際に
適材適所で使用する材料を選定していきます。
材料の選定を間違えると不具合の原因と
なるので見積前の現地調査は非常に
重要となります。

□まとめ


今回は、外壁塗装において下塗りをする意味と、下塗り塗料の種類について解説しました。
下塗り材料の選定や塗回数で外壁をより良い状態で長期間保つことができるようになります。
今回解説したように、下塗り塗料にはたくさんの種類があります。
塗替え工事をご検討の方はタキペイントにご相談ください。
ご自宅に適した下塗り材の選定を行います!!

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一級施工管理技士・一級塗装技能士・二級施工管理技士
記事の作成は3つの国家資格保有
株式会社タキペイント代表取締役 瀧啓太
 

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